訴訟対応結果のご報告及び誹謗中傷行為対応指針の策定について

訴訟対応結果のご報告及び誹謗中傷行為対応指針の策定について

22 Oct 2025

平素より、ZETA DIVISION及び所属メンバーを応援していただき、誠にありがとうございます

 

  1. 誹謗中傷行為に関する訴訟対応結果のご報告(続報)

 

従前より、ZETA DIVISIONは、所属メンバーに対する誹謗中傷行為に厳格に対応を進めており、発信者情報の開示請求及び損害賠償請求を徹底的に進めております。これに関して、昨年発表した「ZETA DIVISION所属メンバーに対する誹謗中傷行為等への訴訟対応の結果について」に引き続き、所属メンバーに関する誹謗中傷行為対応訴訟に進展がありましたので、以下のとおりご報告いたします。

 

① 「関優太」及びその家族に対する殺害予告の投稿に係る訴訟について

前回のリリースにおいて、インターネット上の掲示板「好き嫌い.com」にて「関優太」及びその家族に対する殺害予告を投稿した人物に対して発信者情報開示を実施し、発信者情報の開示を受けた旨をご報告いたしました。
その後、当該者に対して民事訴訟を提起したところ、当方の主張が認められ、2025年3月、東京地方裁判所より不法行為に基づく損害賠償請求を認容する旨の判決を得ましたが、認定された損害額が十分でないと考え、東京高等裁判所に対して即時控訴を行いました。
控訴審においては、当方の主張が一部認められる見通しが立ったことに伴い、最終的に、個人名を公開しないこと、本件訴訟の概要を公表することを条件として、加害者との間で和解に至りました。

 

② ZETA DIVISION所属メンバーに対する誹謗中傷投稿に係る別件訴訟について

上記とは別に、ZETA DIVISION所属メンバーに対するSNS上で誹謗中傷発言を行った者に対して、発信者情報開示を受けて損害賠償請求訴訟を提起しておりました。先日、当該訴訟においても当方の主張が認められ、当該メンバーに対して損害賠償を行う旨の判決を得ました。

 

 

2. 誹謗中傷行為対応指針の策定について

 

eスポーツ及びゲーム配信を取り巻くコミュニティの努力の結果、オンライン上でのコミュニケーションマナーは一定程度醸成されてきたものと理解しています。一方で、一部の心ない者からの選手・クリエイターへの誹謗中傷行為等は必ずしも止んでおりません。誹謗中傷行為等は、選手・クリエイターの尊厳を傷つけるものであり、当社の理念であるゲームを通じた多様な楽しみを日常に取り入れる生き方としての「ゲーミングライフスタイル」と決して相容れないものです。また、誹謗中傷行為等は、それらの発信を見たファンの皆様の心をも傷つけるものであり、到底許されるものではありません。

 

ZETA DIVISIONにおいては、所属メンバーを誹謗中傷行為から保護するべく、これまで発信者情報開示請求及び損害賠償に係る訴訟提起等を進めてきましたが、これまで以上にその取り組みを強化するべく、この度、「ZETA DIVISION誹謗中傷行為対応指針」を策定し、一定の限度を超えた投稿については所属メンバーの意思確認を経て全件を発信者情報開示請求の対象とするとともに、事案に応じて最終的に刑事告訴を行うことも念頭に、厳格に対応していくことを決定しました。また、裁判において認められた損害額に不服がある場合には高等裁判所への控訴を行う等、誹謗中傷行為に対して社会全体が慎重に対応する環境の実現に向けて誠心誠意対応してまいります。

 

 

ファンの皆様におかれましては、今後ともZETA DIVISION並びに所属メンバーにご声援を賜りますよう、よろしくお願い致します。

 

 

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